はじめに
みさなん、こんにちは。
今日はルアー釣りを始めて2年になる僕が、堤防のエサ釣りと比べたときのルアー釣りのデメリットを紹介したいと思います。
ルアーってエサ釣り勢からみたら得体の知れないジャンルですよね。
僕も今まで、「ルアー釣りは楽しいのかな、やってみたいけど」と思いながらエサ釣りばかりやってきました。
しかし職場の先輩に誘われてルアー釣りを始めました。今から2年前のことです。
今回はエサ釣りもルアー釣りもやった経験から、ルアー釣りのデメリット10選を紹介したいと思います。
ルアー釣りを始めてみたい人の参考になれば嬉しく思います。
エサに比べて釣れない
ルアーはエサに比べて釣れないです。
これは実際にやってみて切に感じました。
エサ釣りでボウズはあまりないですが、ルアーでは高確率でボウズになります。
釣れれば大物の可能性もありますが、釣れないのは寂しいです。
リーダーを結ぶ必要がある
ルアー釣りで使われるラインの多くはPEラインです。
PEラインは引っ張る力には強いですが、摩擦には弱いという特徴を持ちます。
摩擦に弱いという欠点を補うためにフロロカーボン製のショックリーダー(リーダー)を用います。
PEラインとルアーとの間にリーダーを1メートルほど入れて摩擦の多いルアー周辺のラインを保護します。
- 道糸(PEライン)
- リーダー(フロロカーボン1m)
- ルアー
こんな感じで結びます。
この道糸(PEライン)とリーダーを結ぶ作業がめちゃくちゃ面倒です。
慣れるまでは糸を結びに来たのか、釣りをしに来たのか分からないくらい時間を取られます。
お金がかかる
ルアーは安くても1個500円以上します。高いものだと平気で1000円を超えてきます。
狙う魚や狙う魚のいる層(レンジ)によってルアーを変える必要があるんですよね。なので、それなりのルアーの数と種類がいります。
始めてルアーを買ったときは合計金額を見て、
!!!!!
もうこんな感じです。高すぎます。
ルアーだけでもかなりのお金がかかりますよ。
ルアーの管理が面倒
釣りから戻ってきたらすぐにルアーを洗う必要があります。
ルアーの針は水で洗って、ちゃんと干さないと錆びてしまいます。針が錆びると面倒で、釣り具屋でルアー用の針を買い交換しないといけません。
針を外すのは面倒な作業で、
ムキー!!!!
となります。
無駄な出費を抑えるためにもルアーの管理は大切です。
水で洗って、靴下とか干せる「洗濯ばさみのいっぱい付いたヤーツZ」で干すだけなんですが、地味に面倒です。
ウェダーがいる
ウェダーとは長靴の最強バージョンです。長靴はせいぜいふくらはぎまでですが、ウェダーは胸まで濡れても大丈夫です。
『鉄腕ダッシュ』で川や海に入る際、城島リーダーが着ている印象です。あとは『池の水全部抜く』でもよく見ます。
ルアー釣りは波打ち際辺りまで入って投げることもしばしばあります。夏なら水着でいいですが、それ以外の季節はウェダーが必須です。
これも帰ってきたら洗って干さないとカビまみれになってしまいます。またウェダーはごついので持っていくのが大変です。
ルアーがすぐ無くなる
ルアーの場合、根掛かりをすると一瞬にして1000円飛ぶことになります。
また本気で仕掛けをぶん投げるので、結びが甘いと投げた瞬間にブチっといくことがあります。
投げた瞬間に切れると、
ぶうぃいい
と泣きそうになります。
もしかしたら、海の中には大量のルアーと糸が沈んでいるかもしれませんね。
糸もすぐに無くなる
ルアーと同じく糸もすぐに無くなります。ルアーを50m投げて根掛かりし、すぐに糸が切れてしまったら、50メートル分の糸も同時に無くなるわけです。
だいたいリールに巻いてある糸の量は200mなので2,3回糸が切れたら交換しないといけません。
糸自体も安くはないので痛い出費です。
疲れる
常に竿を上下に動かし魚を誘う必要があります。なのでとても疲れます。腕が筋肉痛になりそうです。
ルアー初心者や女性の場合は軽い竿を買ったほうがいいですよ。その方が長い時間ルアーを投げることができます。
海を楽しみにくい
堤防では仕掛けを投げて、ボケーと海を眺めることができます。
しかし、ルアー釣りの場合は常に投げては誘って投げては誘っての繰り返しです。ボケーとする暇はありません。
スポーツ的な意味の釣りが好きな人なら、ルアー釣りを楽しめると思います。逆に海を楽しむついでに釣りをやる人なら、エサの方が向いているかもしれません。
あと、エサ釣りなら一緒に行った人たちとの会話も楽しむことができますよね。
ただ、ルアー釣りはお互いの糸がお祭りしないようにけっこうな距離を取って投げます。なので釣りをしながらの会話は難しいです。
場所の争奪戦が激しい
エサ釣りは場所を決めたら、そこからはあまり動かないイメージです。いわゆる待つ釣りです。
しかしルアーは道具が少なく、移動が簡単にできます。なのでランアンドガンという歩いては投げるというスタイルが基本です。
移動が簡単な分、釣れているポイントに強引に割り込んでくる人もいます。
またルアー釣りは釣り人同士の間隔がエサに比べて広いので、そこにも強引に割り込まれることがよくあります。
あと、ルアー釣りの出来る場所はサーフィン客からも人気のポイントである場合があります。
ルアーを投げている目の前で波に乗り出すサーファーも多いです。実際サーファーが来たから釣りを切り上げることがほとんどです。
釣り人と釣り人、釣り人とサーファー。お互いが気持ちよく海を満喫出来たらいいな、とは思うんですけどね。
まとめ
今回は堤防のエサ釣りと比べたときのルアー釣りのデメリット10個を紹介しました。
ルアーはお金もかかるし、釣れないしで割に合わないです。趣味と割り切って楽しむのが1番だと思います。
もちろん、ルアー釣りのメリットもあります。なんといっても魚がヒットした時の快感はエサでは味わえません。
ルアー釣りを始めてみたい人の参考になればいいな、と思います。
それではノシ!