はじめに
みなさんこんにちは。
今日は高校野球の地方大会の観戦方法を解説したいと思います。
初めて高校野球の地方大会を現地で見ることになっても、何を気を付ければいいか分からないことばかりですよね。
そこで今回は元高校球児の僕が高校野球地方大会を現地で観戦するときの流れや注意事項、マナーを解説していこうと思います。
地方大会観戦のための注意事項
- 日程や球場は高校野球連盟のホームページで確認
- チケットは当日球場の窓口で購入 料金は1000円以下
- 座席は原則自由だけどベンチの真上の座席はダメ
- 熱中症対策をしっかりと
- ファールボールを拾ったときは係の人に渡す
これを読めばきっとトラブルなく高校野球観戦を楽しめると思います。
高校野球の地方大会について
高校野球の地方大会は大きく3つあります。
高校野球地方大会の種類
- 秋季大会
- 春季大会
- 選手権大会
秋季大会
秋季大会は選手権大会が終わったあとの8月から始まります。3年生は選手権大会で引退するため、これが新チーム最初の公式戦です。
この秋季大会でいい成績を収めると春の甲子園に出場することができます。
春季大会
春季大会は4月から始める選手権大会の前哨戦といえる大会です。
春季大会は甲子園に繋がるわけではありません。それでも、いい成績を収めると7月に始まる選手権大会のシード権を獲得できます。
選手権大会
選手権大会は夏の甲子園に繋がる大会です。地区大会で優勝すると甲子園に出場できます。
また、3年生にとってはこれが最後の大会になります。トーナメント方式のため、負けたら即引退という厳しい戦いです。
選手権大会はシード校がかなり有利になります。甲子園に出場しようと思ったらシード獲得は必須といっても過言ではありません。
なので春季大会は甲子園に繋がらないといっても、ないがしろにはできません。
ちなみに3大会とも観戦方法に変わりはありません。
日程や球場の確認方法
日程や球場は高校野球連盟のホームページから確認するのがオススメです。
右上のサイトマップ→連盟所在地一覧より地元の連盟をクリック
球場によっては駐車場がない場合もあります。開催球場へのアクセス案内も連盟ホームページにありますので事前に確認しておくことをオススメします。
チケットについて
チケットは当日に球場の窓口で購入します。僕が現役のときは600円でした。前売り券やネットでの購入はできません。現金払いとなります。
一日に2,3試合その球場で試合が組まれています。一枚のチケットで、その日の試合をずっと見ることができます。
窓口は地元の高校球児が担当しています。なので新鮮ですよ。チケットの確認係も高校球児がやっています。僕もチケットの窓口をやったことがあります。
窓口をやって困ったことが、お釣りの100円玉が無くなりそうになったことです。
チケット代が600円の場合、ほとんどの人が千円札で会計を済まします。そうなると100玉が毎回4枚出ていくことになります。千円札は増えていくけど小銭は増えず減っていくわけですね。
ですので、支払いは小銭、もしくはお釣りが500円玉になるよう計算して出してもらうと大変助かります。
座席は自由
座席は自由です。それでも1塁側、3塁側各ベンチの真上に当たる席はその高校の関係者に譲りましょう。
球場によっては「この先は高校関係者席」という感じに区分けしてあるところもあります。
ほとんどの試合は内野席のみの解放となっています。決勝戦などの場合は外野席解放もあります。それでも人気のカードはなるべく早めに行くことをオススメします。
また、座席は陽がカンカンに照り付ける場合がほとんどです。帽子をかぶりましょう。
また飲み物も自動販売機が売り切れなんてことも考えられます。なので事前に準備しておきましょう。
スタンドにボールが飛んできたら
ファールボールがスタンドに入ることも多いです。プロ野球ならスタンドに入ったボールは持ち帰ることができます。
しかし高校野球のファールボールは返さないといけません。ファールボールが飛んできた場合はグランドに投げ返さず、持っていてください。
すぐにボールボーイが取りに行きます。
窓口同様、こちらも地元の高校球児がやっています。僕もボールボーイをやったことがあります。ファールボールは回収後、グラウンド側のボールボーイに渡してまた試合に使います。
せっかくだし記念に持って帰ろう! という気持ちも分かりますが、試合で使われるボールの数はカツカツです。持ち帰らずにボールボーイに渡していただくと助かります。
ホームランボールも同様です。ホームランボールの場合はもう試合で使わず、試合後ホームランを打った選手に渡されます。
選手の記念になりますので、こちらも持ち帰らないようにお願いします。
まとめ
今回は高校野球の地方大会の観戦方法を解説しました。
- 日程や球場は高校野球連盟のホームページで確認
- チケットは当日球場の窓口で購入 料金は1000円以下
- 座席は原則自由だけどベンチの真上の座席はダメ
- 熱中症対策をしっかりと
- ファールボールを拾ったときは係の人に渡す
これだけのことを分かっていれば大丈夫です。
スムーズに席について高校野球の観戦を楽しんでください。
それではノシ!