はじめに
みなさんこんにちは。
実は先日、御在所岳に登って来たんですよね。なので、今日は御在所岳について紹介したいと思います。御在所岳は三重県の菰野町にあります。
御在所岳は初心者の人にオススメの山です。
御在所岳はロープウェイなど観光に力をいれているため、トイレや売店なども充実しています。また紅葉や珍しい岩に伊勢湾など景観も素晴らしいです。
これだけ整備されていて色々楽しめる山はあんまりないのではと思います。
登山道は整備されていて、子供の姿も多く見受けられました。
またキレットなどの珍しい光景が随所にあって全然飽きません。
キレットとは岩が大きく切れ込んだ箇所のことをいいます。漢字で書くと、「切戸」です。おそらく文字だと伝わりにくいかもしれません。
なかなか怖くないですか?
僕も初めてキレットの写真を見たとき、よくこんなところ降りれるなと思っていました。しかし実際に生で見てみると、そこまで怖くなかったです。写真だと映えるみたいですね。慎重に降りれば大丈夫です。
御在所岳の登山といえばこのキレットです。よく本でも紹介されているスポットになります。
登山道に関しては主に3本あります。
- 表道ルート
- 中道ルート
- 裏道ルート
今回は登りを中道ルート、下りに裏道ルートを使いました。
1番人気はキレットのある中道ルートではないでしょうか。駐車場もしっかり整備されていますからね。ただしけっこうハラハラする場所も多いです。
裏道ルートに関しては川の傍を通ることになります。
なので川のせせらぎを聴きながら登山ができるわけです。
また傾斜が緩いため初心者向けだと思います。子供と登るときは裏道ルートの方が安心かもしれません。
あと裏道ルートには途中に山小屋があります。山小屋には売店やトイレもあるので、万が一のときに心強いです。
表道ルートはまだ行ったことがないので行ってみたいです。ただ調べてみると、あまり人気はないみたいですね。
- キレットなど見どころがたくさんある
- ロープウェイが走っている
- 複数の登山道がある
- たいへん人気の山
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登山をしない方でも御在所岳の山頂には気軽に遊びに行くことができます。御在所岳には山頂までロープウェイが走っているんですよね。湯の山温泉からロープウェイに乗って、御在所岳を観光するのも楽しいと思います。
ロープウェイのこともあり、山頂は登山の格好をした人と私服の人が入り混じる感じの山です。
御在所岳を勝手に評価
必要体力度
標高が1000メートルを超えているだけに、体力はけっこう必要になります。
下山するのが辛いときはロープウェイで降りましょう。また裏道ルートには山小屋があります。御在所岳は様々なルート選択をとれる山です。しっかり計画を立ててから挑みましょう。
危険度
キレットを始め、様々なところでケガの可能性があります。しかし足元をよく見て焦らず対応すれば大丈夫です。
また、ロープウェイで山頂に行かれる方は、下りもロープウェイで下山しましょう。
ソロ登山歴6年になる僕が一人で登るメリット・デメリットを紹介するよ!
山行記録
御在所岳は紅葉が綺麗で、秋になるとテレビでよく取り上げられている印象があります。なので、この時期の御在所周辺は大混雑します。
紅葉の混雑を避けるために日の出前から登り始めました。
山行記録
- 3:30 中道登山口駐車場
- 5:40 中道ルート登山開始
- 6:25 6合目キレット
- 7:10 山頂広場着
- 7:25 一等三角点
- 8:00 裏道ルート下山開始
- 9:20 小屋到着
- 9:50 裏道登山口到着
- 10:10 中道登山口駐車場着
アクセス
夜中の2時に家を出て、車を走らせます。
今までは伊勢湾岸道の四日市インターが1番近いインターでしたが、新名神が伸びたことによって菰野インターができました。
その結果、御在所岳へのアクセスがしやすくなりました。
菰野インターから477号で山道を登って行くと、駐車場が見えてきます。
注意点としては菰野インターはまだ出来たばっかりなので辺りは何もなく、道に迷うかもしれません。事前にナビで確認しておきましょう。
中道登山道の駐車場の正式名称は、「割谷駐車場」です。
途中で577号と三叉になっている道があります。577号に行ってしまうと温泉街に出てしまうので間違えないように気を付けましょう。
僕は間違えて577号に入ってしまい散々な目に遭いました。
あと、動物ですね。道のそばに普通に鹿がいました。
裏道登山道の駐車場を越え、さらに道を進むと30台くらい停めれそうな駐車場が見えてきます。それが中道登山道の駐車場です。
そんなこんなで3時半頃に中道登山道の駐車場に到着しました。
駐車場には、すでにけっこう車が停まっていて、なかには駐車場の側でテントを張っている猛者の姿も見受けられました。気合が違いますね。
紅葉の季節は、日の出までに駐車場に車を停めておきましょう。本当にとんでもない混み方をします。
そこから2時間ほど仮眠をとって出発です。
登るぞ!御在所岳!
目指せ山頂
朝の5時半に起きました。山の朝は早いですね。駐車場はヘッドライトを灯した人たちで賑わっています。
僕も準備を終えて、中道登山口へと向かいます。登山口へは、駐車場から舗装された道を歩いて5分ほどで到着します。
薄っすら明るくなった気がしますが、それでもまだ暗いです。この時間帯のカメラ撮影は難しいですね。
暗い道をひたすら進むと少し開けたところに出ました。そして、ちょうど日の出のタイミングです。
すごいバランスですね。なんでも地蔵岩といって受験生に人気らしいです。受験勉強の息抜きに登山もなかなか粋ですね。
キレットです。焦らずゆっくり下りればなんとかなります。御在所岳登山の醍醐味であり、一番危険なところでもあります。
下から見るとけっこう急ですね。
久々の登山だったので途中ばてましたが、無事に山頂広場に到着です。
登頂
御在所岳の山頂は広場みたいになっていて、険しい登山道とは打って変わり公園みたいになっています。というか公園って書いてありますね。
直前まで鎖場とかあったのに、急に舗装された道路が出てくるので度肝抜かれます。
あくまでここは公園であって山頂ではありません。なので、まずは御在所岳山頂を目指します。
なんだかゲレンデみたいですね。この頃から少しガスってきました。
山頂到着です。御在所岳の山頂はすごいしっかりしています。頑張って登ったな、と思えます。
三重県と滋賀県の境界線です。琵琶湖も見えるらしいですが、見てくるの忘れました。
時間的にまだロープウェイはやってないみたいですね。
コロナで時短営業しているみたいです。調べてみると、レストランやモンベルもあるようです。
ロープウェイの駅のすぐ近くに広場があります。ここからは伊勢湾が望めます。
伊勢湾です。
お天気のレーダらしいです。
この施設は、「雨量観測用レーダ」です。屋上のドームの中にある回転アンテナから発射された電波は、雨にあたり、反射波としてかえってきます。その強弱により、雨量を測定します。
このレーダ雨量計は、台風や豪雨を観測し、洪水予報など災害防止に役立っています。
皆さんの生命と財産を守るための重要な施設ですから、施設の保全にご協力下さい。引用: 近くに設置された説明パネルより
なんだか、この写真が好きです。
ぐるっと回ったところで下山します。
いざ下山
下山は裏道ルートで帰ります。
裏道ルートの特徴は、登山道のすぐ横を川が流れていることです。もっといえば、登山道と川が融合するところがあります。
登山靴なら濡れません。
秋ですな。
御在所岳はロッククライミングもできるらしいです。前に来たときはやっている人を見かけましたが、この日はいませんでした。
こんな感じの橋が色々なところにあります。足元をよく見て渡りましょう。あとは前方から人が来ていないか、渡り始める前に確認しましょう。譲り合いの精神を!
しばらく進むと小屋があります。トイレや飲み物、バッチみたいなグッズまで色々売っています。トイレには協力金を入れるための箱が設置されています。確か100円だったはずです。
写真左隅の黄金色の瓶はハチミツです。これも売り物です。
小屋を出てしばらく進むと、なんだか人工物が見えてきました。これが曲者で、ルートが分かりにくくなっています。ご注意を!
近づくとこんな感じです。この下をくぐって行きます。
ここもしっかり水が流れています。
無事下山です。
登山届ポストも設置されています。
駐車場に到着しました。駐車場に入りきらない車が路駐しています。御在所岳の人気恐るべしです。
御在所岳の楽しみは、このあとにあるんです。 そう、温泉です。
御在所岳の麓にある湯の山温泉はですね、日帰り温泉をやっているところがたくさんあるんですよ。
透明で少しトロっとしています。ぜひ、ゆっくり浸かってみてください。
反省と感想
秋の御在所岳に行ってきました。感想としては、やっぱり秋の登山はいいですね。いい感じに色づいていました。
朝早く登ったおかげで人も少なく登りやすかったです。その分、下りは登ってくる人に道を譲るのが大変でした。
まあ、自分のペースで登れたのでだいぶ楽でした。
ただ、山頂にいるときに限ってガスってしまったのは残念です。あと、山頂はめっちゃ寒かったです。
やっぱり、標高が上がると気温が下がりますね。
反省としては、久々の登山で御在所岳は少しハードでした。もう少しゆったりした山でリハビリしてから来るべきだったかな、と思います。
楽しかったです! また来たいです!
それではノシ!