はじめに
みなさん、こんにちは。
今日は週刊少年サンデーに掲載されている『葬送のフリーレン』のあらすじや面白いポイントを紹介したいと思います。
『葬送のフリーレン』って面白いの?
『葬送のフリーレン』ってどんなあらすじなの?
アニメ化、それも金曜ロードショーで放送されることが決まった『葬送のフリーレン』ですが、まだ読んだこともない人も多いと思います。
そこで今回は、『葬送のフリーレン』のあらすじやオススメポイントを紹介したいと思います。
個人的な感想としては、
久々に面白いマンガに出会えたわー!
です。
前半は泣ける系の話が多く、後半はバトル系の要素が濃くなってくるように思いました。
きっと『葬送のフリーレン』の魅力を知っていただけると思います。
あらすじ
魔王を倒した勇者一行のその後にスポットを当てた後日譚ファンタジーになります。
- 勇者ヒンメル
- 戦士アイゼン
- 僧侶ハイター
- 魔法使いフリーレン
以上が魔王を倒したパーティーになります。タイトルにあるように、魔法使いのフリーレンが主人公です。
10年間ともに旅した一行でしたが、魔王討伐という最大の目的を果たしたため一行はそれぞれ別の地で第2の人生を謳歌しました。
それから50年後、一行は流星群を見るために集結します。50年の月日を経て、老いぼれになった勇者ヒンメルの姿にフリーレンは衝撃を受けます。
というのも、フリーレンは1000年以上の寿命を持つエルフだったのです。
それからほどなくして、勇者ヒンメルは亡くなりました。
ヒンメルのこと全然知らないし……。たった10年一緒に旅しただけだし……。
勇者ヒンメルの葬儀で、
「人間の寿命は短いってわかっていたのに、なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう」
と後悔の念を抱いたフリーレンは人間を知るための旅に出るのです。
人と積極的に関わるよう旅をしているフリーレンは僧侶ハイターの家を訪れます。
そこで出会ったのがフェルンという少女でした。
フェルンはハイターが世話をしている戦災孤児でした。
ハイターは、「弟子を取りませんか」とフリーレンに頼みます。
フェルンを一人前の魔法使いに育て、ハイターを看取ったあと、フリーレンはフェルンと共に勇者ヒンメルとの冒険の痕跡を辿る旅に出ます。
その後、戦士アイゼンの弟子のシュタルクを仲間に入れます。
基本的には3人のパーティーでしたが、一時的にザインというイケオジ僧侶を仲間に入りました。
ただ、ザインの旅をする目的は10年前に冒険に出たまま帰ってこない戦士ゴリラという親友の捜索でした。
戦士ゴリラの目撃情報を手に入れたザインはフリーレン一行と別れてしまいます。
ここが面白い!オススメポイント!
設定が面白い
なんといっても設定が面白いです。
大体の冒険ファンタジーは敵を倒すことが目的になりがちです。
しかし本作はすでにラスボスが倒された世界での冒険ということで新鮮でした。
フェルンがカワイイ
弟子のフェルンがカワイイのです。
フェルンの性格を一言で表すなら、「けっこう面倒くさい」だと思います。
この作品のヒロイン枠だと思いますが、ヒロインっぽくないのがいいです。
フリーレンやシュタルクに対して敬語でそれぞれ、「フリーレン様」「シュタルク様」と呼んでいるのに、ポジンションとしてはお母さんなのが面白いです。
フェルンはよく怒り、よく不機嫌になります。その様子もかわいらしいです。
また同世代のシュタルクともいい感じの雰囲気になっているのが微笑ましいです。
現在と過去のつながる感じがたまらない
フェルンがフリーレンに、「なぜそのようなことをするんですか?」みたいに聞く場面があります。
フリーレンは、「ヒンメルならそうしたから」と答えることが多いです。
またハイターやアイゼンも行動の理由に、「ヒンメルならそうしたから」という場面がありました。
ヒンメルは1話で亡くなってしまったので、登場シーンは他のメンバーの回想シーンばかりですが、それでもヒンメルのすごさが伝わってきます。
旅をするにつれて勇者ヒンメルの偉大さがしみじみ伝わってくる感じが堪りません。
またフリーレはとんでもなく長生きです。なので人類が魔法を発展させていくのを見てきた生き証人なのです。
「長い歴史の上になりたっている魔法」みたいな感じが堪りません。
バトルシーンがあっさりしてる
個人的にはこのポイントがありがたいです。
バトルの相手は魔王配下の七崩賢(シチホウケン)の生き残りです。
他のバトルマンガに比べて、無駄に引き延ばすことはあんまりないように思います。
それでも、「おお!」と思える演出があるので読んでいて楽しいですし、どうやって倒す気なんだろう、とワクワクします。
魔族軍がかっこいい
七崩賢を筆頭に、
「断頭台のアウラ」
「不死なるベーゼ」
「全知のシュラハト」
「黄金郷のマハト」
などいい塩梅にかっこいい魔族が登場します。
特に「黄金郷のマハト」は人を滅ぼしたいというよりは、人との共存を図りたいと願う魔族です。
人に悪意を持って襲うというより、人と仲良くするため、強いては人の心を理解するために襲うというよく分からない厄介な相手です。
哲学的だけど、どうかしてる魅力的な敵だと思いますよ。
ちなみにフリーレンは、「歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い」というところから魔族に『葬送のフリーレン』と呼ばれています。
まとめ
今回は『葬送のフリーレン』のあらすじとオススメポイントを紹介しました。
『葬送のフリーレン』は着眼点が他のマンガとはちょっと違うので新鮮です。
また、長生きするエルフのフリーレンが短命の人間を理解しようと奮闘する姿に泣けてきます。
もしよかったら読んでみてください。
それではノシ!