はじめに
みなさんこんにちは。
今日は釣り糸のPEラインについて紹介したいと思います。
みなさんはPEラインという釣り糸をご存じでしょうか? 僕も今までナイロンを使っていて、PEラインの凄さを全然知りませんでした。
PEラインとはナイロン素材の道糸とは違い、ポリエチレン系の素材の糸を4本織り込んだ釣り糸です。PEとはポリエチレンの略語です。
4本織り込んでいるだけに、ナイロンやフロロカーボン素材よりも強度があります。詳しくはこれから紹介していきます。
まずはPEラインのデメリットとメリットを紹介します。PEラインはデメリットとメリットが表裏一体です。
- 風の影響を受けやすい
- リーダーを結ぶ必要がある
- 摩耗性が低い
- ナイロン素材に比べて強度がある
- アタリが分かりやすい
- 仕掛けの飛距離が出やすい
これを読めばPEラインの特徴が分かってもらえると思います。
PEラインの特徴
PEラインのデメリット
風の影響を受けやすい
PEラインはナイロン素材と比べて比重が軽いです。なので風の影響をモロに受けます。
風の強い日は飛距離の出にくいことに加え、隣の人とオマツリしないよう計算して投げる必要があります。
摩耗性が弱い
引っ張る力には強いPEラインですが、横からの力、つまりは摩擦に弱いです。岩などにぶつかるとすぐに傷ついてしまいます。また魚の歯でも傷がついてしまいます。
使用用途を考えて使わないと、すぐにラインが傷んでしまいます。
リーダーを結ぶ必要がある
先ほども書いたようにPEラインは摩擦に弱く、魚の歯でも傷がついてしまいます。そのため、ルアーとPEラインを直接繋ぐのはよくありません。
それを防ぐためにフロロカーボンなどのラインを1,2メートルPEラインに結ぶ必要があります。そのラインを『リーダー』と呼びます。
PEラインはナイロンやフロロカーボンに比べて結ぶのが難しいです。
慣れるまで結ぶのが大変だと思います。
PEラインのメリット
ナイロン素材に比べて強度がある
PEラインは摩耗性こそ頼りないですが、引っ張る力に関してはナイロン素材に比べて3~4倍ほど強いです。
強度が3~4倍強くなるということは、糸の太さもナイロンに比べて細くできるわけです。細ければ仕掛けの飛距離が出やすかったり、潮の影響を受けにくかったりと色々いいことがあります。
アタリが分かりやすい
PEラインはナイロンに比べて伸びが少ないです。その分、アタリが分かりやすいです。
仕掛けの飛距離が出やすい
PEラインはナイロンと比べて比重が軽いです。またラインも細くできるため、仕掛けの飛距離が出やすいです。
ナイロンからPEに変えて、仕掛けを投げるのがだいぶ楽になりました。
リーダーについて
先ほど説明したリーダーについてです。
リーダーには2種類の単位があります。『LB』と『号』です。
リーダーの選び方は『PEラインの号数×20』のLBを選びましょう。
もしくは『PEラインの号数×5』の号数です。
単位が複数あるとややこしいですね。
例
PEラインの号数 | リーダーのLB |
0.8号 | 16LB(4号) |
1.0号 | 20LB(5号) |
僕はルアーでサバなどを釣っていますが、0.8号のPEラインを使っています。リーダーは17.5LB(4号)を使っています。あまり細いと頼りないですし、太いと操作性が落ちます。
適切な太さのリーダーを選びましょう。
まとめ
今回はPEラインについて紹介しました。
PEラインはデメリットもありますが、メリットの方が大きいのでオススメです。その分、ナイロンやフロロカーボンより高価な品物になります。
ナイロンよりも遠くに仕掛けを飛ばせるうえに、アタリも分かりやすく釣果のアップに繋がります。
もしもお金に余裕があったら、PEラインを新しく導入してみるのがオススメです。
それではノシ!